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10min・古典『竹取物語』3

かぐや姫のラストをはっきりと覚えているでしょうか?

想像力に満ちた人物設定。社会を描く鋭い視点。この物語を書いたのは、一体どんな人物だったのでしょうか。今でもはっきりとはわかっていませんが、昔からさまざまな名前が挙げられ、議論を呼んできました。ただ貴族の男性だったという点では、ほぼ一致しています。

物語のクライマックス。かぐや姫に、月から迎えが来る場面です。

真夜中なのに辺りは昼間のように明るくなり、月の世界の人々が雲に乗ってやってきます。戸や格子は、ことごとくひとりでに開き、かぐや姫は、おばあさんの腕からするりと抜け出してしまいます。

引き止めることができなかったので、おばあさんは、ただ見上げて泣くよりほかありませんでした。かぐや姫は地上の人々に別れを告げ、月へと帰っていきました・・・

かぐや姫は、帝に不老不死の薬を残しました。しかし帝は、「永遠の命など意味がない」と、天に最も近い場所で燃やすよう命じました。その命を受けて大勢の兵士たちが登っていったからでしょうか、その高い山を「ふじの山」(士に富む山=富士の山。「不死の山」という説もある)と名付けたのでした。
薬を燃やしたときの煙は、今もなお山頂から雲の中へ立ち昇っているということです・・・


いかがでしたか?あのかぐや姫には、ここまでの新しい発見がつまっています。他の古典文学も、このように解説されると、より興味を持てそうです。

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